SDGsや環境問題が、頻繁に話題になってきましたね。電気自動車の発展や普及も最近めざましく、自動車メーカだけでなく、法律も変わろうとしています。
そんな中、今日ご紹介するのは、アメリカ発の新型波力発電についてです。
波力発電とは?
その名の通り、海の波の力を使って発電するものです。波の運動エネルギーを電気エネルギーに変換します。日本でもすでにいろんな方法が開発されていたりします。
DEEC-Tecとは
今回ご紹介するのは、アメリカ政府のDOES’s(the U.S. Department of Energy’s)がサポートする NREL(National Renewable Energy Laboratory) という機関が開発をしているDEEC-Tec(distributed embedded energy converter technologies)です。
何やら難しい名前が出てきましたが、要は、この機関が開発をする波力発電技術の総称のようです。
色々なタイプの装置があり、海面にあるもの、海底に設置するもの、それぞれの場所で、波の運動エネルギーを電気エネルギーに変換することができます。
今回ご紹介するのは、この中でも海底に設置するタイプのこちら。なんかワカメみたいですよね。
このワカメみたいな板が海底にいっぱい刺さっているイメージです。波の力を受けて、曲がったり、捻れたりします。
その曲がった状態から元の状態に戻ることを繰り返すことによる運動エネルギーを電気エネルギーに変換します。
中身はこんな感じです。
この装置は、リサイクルできる素材で作られており、メンテナンスやインストールも比較的簡単にできるそうです。
どのくらいの発電量をどのくらいの数でカバーできるのかなどの具体的な数値は、見つかりませんでしたが、未来の世界を創るクリーンなエネルギー開発は今後も注目です。
Comment