コロナの影響で、生活が大きく変化しました。その中の一つとして、非接触の技術が注目を浴びています。今回は、その中でも触らなくても操作ができるディスプレイ、Virtual Touch Panel VTOUCHを紹介します。
Virtual Touch Panel VTOUCH
上の動画をみてもらうとわかるように触れることなく操作が可能。キネクトなどのモーションキャプチャー技術はすでに家庭用ゲームにもつかわれて少しずつ一般的になってきましたが、こちらはそれよりもさらに進化している様子。
主な機能
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VTOUCHの特徴は主に三つ。
街中によく見かけるタッチパネル方式の案内板が、触らなくても操作ができるなら、コロナが問題になっている今は特に、必要性が高まりそうですね。
またこちらのすごいところが、画面ギリギリまで近づかなくても、3Dカメラセンサーが、人の目と指先の位置を把握し、少し離れた距離にいてもAIが、どこをその人がタッチしたいと思っているのかを正確に判断できること。これによって、車椅子に人や、背の低い子供など、タッチパネルに届かない場合ても操作が可能になります。
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これはすごいですね。ただの案内電光掲示板だけでなく、色々なところに応用できそうです。少し調べるとすでに未来の車や、テレビなどへの応用が検討されているとのこと。リモコンがいらなくなる未来の近いかも?
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評価・まとめ
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こうした非接触技術は、コロナ収束後も急速に進んでいくかもね。そうすると無駄なスイッチとか、リモコンが不要になる分、商品のデザインも大きく変わりそうだね。
CES2021(知らない方は、こちらからどうぞ)でも、INNOVATION AWARDという賞を受賞して注目を浴びているVTOUCH。ダイバーシティやバリアフリーの必要性が高まる中、こうした”触らない”技術は、それを助ける一つとして今後ますます目が離せませんね。電光掲示板に止まらず、触らなくても操作ができるということは、空間をより自由にデザインできることにつながります。今まで”触れる距離”にスイッチや画面を配置しなくてはいけなかったという制限がなくなるのですから。
子供の頃に漫画でみた空間を触りながら、操作をするような未来もすぐそこなのかも?想像するとワクワクしますね。これはそんな未来の可能性を感じさせてくれる素敵なテクノロジーでした。
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